優良な産業廃棄物収集運搬業者として選定されるためのチェック項目とは

産業廃棄物事業所の社員教育 会社

優良な産業廃棄物収集運搬業者として排出事業者から選定されるためには

産業廃棄物収集運搬業者が多くの仕事を受注するには、多くの排出事業者から産業廃棄物の収集運搬を委託されることにあります。

しかし、排出事業者には排出元としての責任がありますので、いいかげんな業者に産業廃棄物の収集運搬を委託することはないでしょう。そのため、多くの排出事業者から産業廃棄物の委託を受けるには、信頼を受け得る事業者であることが必要となります。

産廃トラック女性運転手

排出事業者に対しては、「優良な産業廃棄物収集運搬業者を選ぶためのチェック項目」というような資料が多く出回っています。また、コンサルティング企業から、優良な産業廃棄物関連の委託先を選定するための助言なども受けていますので、排出事業者の委託先を見定める目はかつてと比べるととても厳しいものとなっていると言えるでしょう。

今回は、産業廃棄物収集運搬業者として排出事業者から委託先として選定を受けるためのありかたについてお伝えいたします。

優良な産業廃棄物収集運搬事業者と判断される項目とは

優良な産業廃棄物収集運搬業者と判断してもらうためには、多くの事項で整備が必要となります。

会社や事業者としての組織整備状況、不法投棄などの違法行為を行わないための施策、経営者を含めた社員の教育の在り方などです。

これらについていつチェックを受けても対応できるよう、常日頃から事業所の状況をしっかりと整備しておく必要があります。

会社や事業者としての組織整備

まず始めに、産業廃棄物収集運搬業を行う一企業として成立していなければなりません。いくら小さな事業者だとしても、法に沿った組織を整備していなければ排出事業者から信頼を受けることはありません。

また、いくら一生懸命仕事に取り組んでいるとしても、事業者としての法定項目がおろそかになっていると大変もったいないこととなります。

以下のチェック項目を参考にし、外部から見てもしっかりとした組織で運営されていると判断してもらえるよう改善を行いましょう。

会社や事業者としての組織整備についてのチェック項目

  • 定款、就業規則、等がしっかりと備え付けられているか
  • 貸借対照表等の会計帳簿を見せてもらえるか
  • 産業廃棄物収集運搬業としての許可を適正に受けているか
  • 許可の期限が過ぎていないか
  • 許可証に定められた内容の範囲での収集運搬を行っているか
  • 車両に社名、産業廃棄物収集運搬業の許可番号等の表示はあるか
  • 廃棄物関連の法令はもとより、労働基準法等に違反した運営を行っていないか
  • 上記を含め、自社の組織についての質問に口頭で答えることができるか

違法行為を行わないためのコンプライアンス施策

排出事業者が一番恐れるのは、産業廃棄物の処理を委託した業者が起こす不法投棄などの違法行為です。

排出事業者には排出元としての責任があり、いくら委託した業者が起こした犯罪であっても知らなかったでは済まされません。実際に、産業廃棄物処理業者や産業廃棄物収集運搬業者が起こした不法投棄事件においては、排出事業者にも多額の現状維持費用などが求められています。

産業廃棄物収集運搬業者の不法行為はNG

自社の産業廃棄物収集運搬業者としてのコンプライアンス施策をチェックし、不法投棄を行うリスクが少ないと判断してもらえる事業者を目指しましょう。

コンプライアンス施策についてのチェック項目

  • 現場見学をさせてもらえるか
  • 現場の写真撮影をさせてもらえるか
  • 企業のホームページは作られているか
  • 企業の情報(電話番号・FAX番号等)はオープンにされているか
  • 社員に話を聞くことを認めてもらえるか
  • 過去の事故例等について正直に話してもらえるか
  • 法定書類のみならず、事業所に関する書類を見せてもらえるか
  • 適正な規模の車両が準備されているか
  • 車両に損傷はないか、また車検や点検を行っているか
  • 取引業者を教えてもらえるか
  • 業界団体に加入しているか
  • 社員に資格(運転免許証等)はあるか
  • 事業所の近隣に悪影響を与えていないか、また近隣住民との関係は良好か

経営者を含めた社員の教育について

事業所としての規模が大きければ大きいほど、社員へ目が届かなくなっていくため、組織としての社員教育の実施体制は重要となってきます。

しかし、小さい事業者である場合、組織としての在り方を軽視し、なあなあの関係性で仕事を行っているところもあるでしょう。

どちらにせよ、社員教育は重要であり、排出事業者がチェックするポイントでもあります。

産業廃棄物事業所の社員教育

経営者を含めた社員の教育についてのチェック項目

  • 5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)が守られているか(※5Sとは製造業やサービス業などの職場環境の維持に用いられる基準ですが、特に廃棄物を取り扱う産業廃棄物関連業者には強く求められるものです)
  • 電話や面談での言葉づかいは丁寧か、来訪者等への対応は親切であるか
  • 社員の服装や頭髪は乱れていないか
  • 事業所や駐車場などが汚れてはいないか
  • 経営者と社員の信頼関係が保たれているか
  • 社員教育は行っているか
  • 行われている社員教育についてのマニュアルや資料などはあるか

その他、十分な資金は確保されているか、今までの実績等の情報なども重要となりますが、まずは健全な運営を行っている事業者であることをアピールし、多くの排出事業者や処理業者から信頼される事業者となりましょう。

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